2023.08.31アンケート結果

離乳食づくり、負担を減らしてラクに進めるコツは?

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「離乳食」とひとことに言っても、準備して、食べさせて、片付けて…と、やることがいっぱい。せっかくつくったのに食べてくれない、なんてこともあるあるです。二回食・三回食と増えるとその負担は倍増し、つい「面倒くさい…」と思うママ・パパも多いのではないでしょうか。離乳食にかかるストレスを減らし、赤ちゃんとゆっくり過ごせる時間が増えたらうれしいですよね。

赤ちゃんのいる暮らし研究所では、離乳食開始~1歳台のお子さまがいる方にアンケートを行いました。アンケート回答を元に、楽しく離乳食を進められる方法を探っていきましょう。

目次

■アンケートでわかった「離乳食づくり」の困りごと 3選

子育て中のママ・パパが、離乳食づくりのどんなことに困っているのか、早速アンケート結果を見ていきましょう!

困りごと1:「つくる」ことより「考える」ことが負担

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一番多かったのは「献立を考えるのがたいへん」で、74%の人が「あてはまる」と回答しました。
また3位の「栄養バランスを考えるのがたいへん」も、1位と同じく「考える」工程であり、実際に調理をする苦労よりも、その前の段階で悩む方が多いことがわかります。

困りごと2:「ごはんのつくり分け」は離乳食が進むごとに負担が増えていく

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 「大人と子どものつくり分け」も負担のひとつ。「大人と子どものつくり分けがたいへん」と回答した割合を月齢ごとにみると、パクパク期(12~18ヵ月)に向けて段階的に増え、「離乳食終了」で一気に落ち着きます。なぜパクパク期が負担のピークなのでしょうか?パクパク期は「離乳食完了期」と言われ、徐々に大人のものと近い食事がとれるようになってくる時期で、調理工程が増えて負担が大きくなってきます。味付けも行いますが、大人の食事よりは薄味にする必要があるため、鍋やフライパン、ボウルなども大人のものとは別に用意することになります。これを1日3回、大人のごはんと赤ちゃんのごはん、それぞれ献立を考えて行うとなると、この時期に一番負担を感じるのも納得ではないでしょうか。洗い物や食器をかたづける手間が増えるのもお悩みポイントのひとつでしょう。
離乳食が終了(1歳半~)する頃になると、多くの食材を食べることが可能になっているため、大人のごはんから取り分ける形で子どものごはんを用意するケースもでてきます。そのため、負担はパクパク期から一気に落ち着きます。    

困りごと3:食材を使いきれないことも離乳食づくりでのお悩みのひとつに

「買った食材を余らせてしまう」というお悩みは、およそ3人に1人が「あてはまる」と回答しました。離乳食では、必要な分量が少ないため、食材が余ってしまうことがよくあるようです。
「フードロス」は最近話題になることも多く、食材を余らせてしまうことへの罪悪感や「いつまでに使い切らなきゃ」という気持ちになる方も少なくないでしょう。

■アカチャンホンポ社員が考える負担軽減策 3選

ここからは、困りごとに対して「アカチャンホンポのママ・パパ社員」からの負担軽減策をお伝えしていきます!

対策1:ベビーフードなら献立を考える手間も省略!フードロス回避にも◎

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過去のアンケートで「離乳食のバリエーションはどうやって増やしましたか?」と聞いた際は、「市販のベビーフードを活用した」という回答が74%と最多。4人に3人のママ・パパがベビーフードを使っているということでした。ベビーフードはバリエーションが多く、レトルトや瓶フードの他に、フレークタイプやフリーズドライタイプ、おだしやソースといったものもあります。下ごしらえした野菜のパウチ もあるので、自宅でつくった離乳食にちょい足し感覚で使うこともできますよ。
過去のアンケートは下記からご覧いただけます。

ベビーフードは手づくりより消費期限が長く、衛生面もすぐれているので、フードロスも軽減できます。旅行や帰省前で、冷蔵庫をできるだけ空にしておきたい時にもベビーフードはおすすめ。「離乳食は手づくり派」という人でも、いざという時の蓄えとして、ベビーフードをいくつか持っておくと安心です。
「Oisix with アカチャンホンポ」という取り組みにて、離乳食や大人用のミールキットのサブスクリプションサービスもありますよ。

対策2:大人のごはんは手抜き!夫婦の共通認識が負担軽減のカギ

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上述の「困りごと②」にもあるように、「ごはんのつくり分け」は離乳食が進むごとに負担が増えていきます。ストレスを溜めないためにも手を抜くのは大事なことであり、献立と呼べるものにこだわる必要はありません。こういった背景も含め、ママ・パパがお互い理解し、共通認識を持っておくことがカギと言えます。
また、フードロス回避の面でも夫婦の認識合わせは重要です。冷蔵庫は常に整理しておく、賞味期限の近いものは手前に置く、見落としがちな位置は共有しておくなど、事前にコミュニケーションをとるといいですね。

対策3:はやい段階で便利グッズを導入!食器の洗い替えも用意しておくと負担軽減に

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 これから離乳食を始める方や離乳食初期の方は、今後の負担を考えて便利グッズや食器洗浄機の導入を検討すると、離乳食後期をスムーズに乗り越えられるかもしれません。
食器洗浄機を使用している場合、食器がある程度たまってから洗浄するご家庭が多いでしょう。電気代などの兼ね合いで、1日の中で使う時間が大体決まっているケースもあると思います。いざ離乳食をあげる時に「お皿がない!」とならないよう、家事のスケジュールに合わせて離乳食用のお皿やスプーン ・フォークなども複数用意しておくのがおすすめです。

離乳食期はお食事以外の悩みもたくさん出てくる時期です。できるだけストレスや負担を減らし、赤ちゃんとゆっくり過ごす時間を取れるようにしたいですね!

<調査概要>
調査期間:2023年2月11日(土)~2月13日(月)
調査方法:インターネット調査
実施機関:赤ちゃんのいる暮らし研究所
対象: 20~45歳のアカチャンホンポ会員
有効回答数:1,202件