アカチャンホンポが離乳食中期について1060人のリアルな声をお届け!離乳食初期から中期へ進めたタイミングや調理の工夫、困ったことやエピソードなど気になる内容が盛りだくさん!

2021年 12月24日

離乳食初期(ゴックン期)が終わったら、次は中期(モグモグ期)へ。進めるタイミングの目安は?どう進めたらスムーズ?そんな疑問を解消するため、先輩ママに中期の進め方についてうかがいました。

Q1離乳食初期から中期(モグモグ期)へ進めたタイミングの目安は?

離乳食開始から2ヵ月以上経ったから:55%、ペースト状のものを上手に飲み込むようになったから:53%、1日2回離乳食が摂れるようになったから:45%、舌を上下前後にもぐもぐと動かせるようになったから:38%、お座りが安定してきたから:23%、初期の離乳食では足りなさそうにしていたから:22%【回答者数=1,060(複数回答)】

一般的に生後5〜6ヵ月が離乳食初期、生後7〜8ヵ月が離乳食中期とされています。
離乳食開始から2ヵ月以上経ったことを目安に次のタイミングへ進んだ方が最も多い結果に。その他、ペースト状のものが上手に飲み込めるようになったこと、1日2回離乳食が摂れるようになったことを目安にされた方が多い結果に。

Q2離乳食中期(モグモグ期)を進める上で気をつけたことは?

「モグモグ期の調理の工夫」 はじめて食べる食材は1日1種類にした:62%、食材の固さや温度などを工夫した:57%、栄養バランスに気を配った:46%、いろいろな味や食感を取り入れた:37%、午前と午後とで使う食材を変えた:32%、彩りを意識した:8%【回答者数=1,043(複数回答)】

離乳食初期に続き、中期(モグモグ期)を進める上でも、アレルギー反応が出た場合を考えて、はじめて食べる食材は1日1種類に気をつけた方が多く、62%と最多の回答でした。
次に多かったのが、食材の固さや温度などを工夫したという回答。赤ちゃんが舌と上あごでつぶせる、絹ごし豆腐ぐらいのやわらかさを目安に始めて、やわらかさはそのままにし、少しずつ食材の形を残すように調節していくとよいですね。
その他、栄養バランスに気を配ったり、いろいろな味や食感を取り入れるなど、工夫しながら進めた方が多いようです。

「モグモグ期の食事環境の工夫」 食べない時は無理をしないようにした:55%、毎日同じ時間にあげるようにした:52%、機嫌よく食べられるよう心がけた:45%、食べさせるペースに気を配った:26%、ママがおいしく食べるところを見せた:24%、食べやすい姿勢になるよう工夫した:24%、赤ちゃんが握れるスプーンを用意した:23%【回答者数=1,043(複数回答)】

食べない時は無理をしないようにしたという回答が55%で最も多く、次いで毎日同じ時間にあげるようにしたという回答が52%、機嫌よく食べられるよう心がけたという回答が45%と続きました。
赤ちゃんがモグモグできずに上手に食べられない時は、無理せず様子を見ることも必要ですね。まだ、モグモグ期への準備ができていない場合もあります。赤ちゃんにとって食事が楽しいと感じられる環境づくりをしてあげたいですね。

Q3モグモグ期で一番困ったこと、気になったことは何ですか?

1位/離乳食の献立に悩んだ:19%、2位/上手にモグモグできず丸飲みしてしまった:17%、3位/食べムラがあった:13%。<その他の回答>作るのが大変だった:11%、食べることに集中しなかった:8%、アレルギーが心配だった:8%、いろいろ作ったのに食べなかった:5%【回答者数=1,043】

一番困ったこととして多かったのは、離乳食の献立に悩んだという回答でした。赤ちゃんがたくさん食べられるようになるのはうれしいですが、同時に献立もバリエーションが必要になってきますね。
その他、上手にモグモグできず丸飲みしてしまった、食べムラがあったという回答も多く見られました。

「ママ・パパが困った離乳食の献立。離乳食のバリエーションはどう増やしましたか?」 市販のベビーフードを活用した:74%、WEBサイトやアプリを見た:55%、レシピ本を見た:55%、雑誌を見た:15%【回答者数=957(複数回答)】

離乳食のバリエーションの増やし方として最も多かったのは、74%の市販のベビーフードを活用したという回答でした。市販のものは月齢に合わせて作られていて、メニューのバリエーションも豊富。先輩ママたちは上手く取り入れているようですね。衛生面も優れているので、おでかけの際にも便利です。その他、WEBサイトやアプリで調べながら作ったり、レシピ本や雑誌を活用しているようですよ。

先輩ママ・パパのモグモグ期のエピソード
  • もぐもぐもぐもぐ~♪と一緒に口を動かす真似をして、かむことを促しました。

  • しっかり食べさせなくては!と思うのをやめて、子どものペースに合わせて、とにかくゆっくりのんびり行ってきました。ミルクだけの日もありました。

  • はじめの頃は自分で作らなきゃという意識があったけど、ベビーフードを使ってみて自分自身のストレスも減った。

  • お粥や野菜の角切りを入れた簡単なスープ(ポトフ)はたくさん作って小分けに冷凍してストックしておき、足りない食材、デザートなどはベビーフードを利用した。フードプロセッサーを利用して簡単に、細かく食べやすい大きさになるよう調理した。

  • 役所が案内している子育て支援を見て相談に行き、野菜を大きめのスライスにして食べさせることや食パンを細長く切って渡すことを聞いて、それを実行しました。

ママ・パパも上手に気分転換しながら、赤ちゃんのペースでゆったりと進める方が多いようです。

中には、スプーンであげると嫌がったので、手づかみ食べにすると喜んで食べたというエピソードも。最近は、赤ちゃんが食べたいものを自由に自分で食べられるということから、手づかみ食べを取り入れた離乳法が話題になっています。
スライスした野菜や細切りのパンを手渡して、ママ・パパと同じテーブルで食事時間を楽しむのもよいですね。赤ちゃんが上手に飲み込めるように、食材の大きさには気をつけてくださいね。

離乳食の進み方は赤ちゃんによってそれぞれ。上手くいかない時は、先輩ママの声を参考にしてみてくださいね。それでも悩んだ時は、家族やママ友、助産師さんや保健師さん、アカチャンホンポのマタニティアドバイザーなどに聞いてみるのもよいですね。ゆったりとした気持ちで少しずつ進めていきましょう。

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<調査概要>
調査目的:離乳食中期の進め方について
実施者:株式会社赤ちゃん本舗
有効回答数:1,060件
調査対象者:アカチャンホンポ会員の18〜40代女性
調査実施期間:2021年9月23〜26日
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