2020年赤ちゃん命名・名前ランキング(2020年1月1日~10月20日生まれ)

お名前ランキング2020

男の子 名前ランキング

2020年順位 お名前 主な読み 2019年順位
1位 れん 1位
2位 陽翔 はると 3位
3位 みなと 2位
4位 悠真 ゆうま 8位
5位 そう 5位
6位 いつき 5位
7位 大翔 ひろと 7位
7位 そう 16位
9位 大和 やまと 9位
10位 湊斗 みなと 10位
10位 あおい 53位
12位 伊織 いおり 37位
13位 朝陽 あさひ 16位
13位 陽向 ひなた 21位
15位 蒼大 そうた 38位
15位 りつ 4位
17位 陽大 ようた 21位
18位 悠斗 ゆうと 24位
18位 陽斗 はると 14位
20位 悠人 ゆうと 11位
20位 陽太 ようた 14位

女の子 名前ランキング

2020年順位 お名前 主な読み 2019年順位
1位 陽葵 ひまり 1位
2位 つむぎ 4位
3位 芽依 めい 2位
4位 りん 3位
5位 みお 9位
6位 結愛 ゆあ 6位
7位 結月 ゆづき 14位
8位 結衣 ゆい 22位
9位 結菜 ゆうな 10位
10位 かえで 16位
11位 あおい 8位
12位 莉子 りこ 5位
13位 美月 みつき 14位
14位 あん 11位
15位 陽菜 ひな 12位
16位 ひなた ひなた 21位
17位 ひかり ひかり 17位
18位 ひまり ひまり 19位
19位 りん 20位
20位 あかり あかり 18位
【調査対象】
赤ちゃん本舗の会員情報のうち、⽣年⽉⽇が2020年1⽉1⽇〜2020年10⽉20日のお子さまのお名前
【調査人数】
36,816人(男の子18,617人、⼥の子18,199人)
【お名前ランキング全体の今年の傾向】
明るさ、光、ぬくもり、おだやか、⼈とのつながり、ジェンダーレス・・お名前から⾒えてきた世相との関係は
今年の特徴は、このコロナ禍に⽣まれた⾚ちゃんの名付けという特別な状況にあったことが⼤きく影響していると考えられます。世の中が⼤変な状況の中、⽣まれてきてくれた我が⼦への特別な想いが⾒えてきます。
・暗いニュースが多い中、明るく照らしてくれる太陽や⽉、光にちなんだ名前は男⼥問わず昨年からランクアップしました。
「太陽」175位→60位、「理仁」 189位→65位、「理⼈」175位→65位(※主な読み「りひと」はドイツ語で「光」の意)、「陽向」(男の子)21位→13位、「陽咲」(⼥の⼦)102位
→56位、「日向子」575位→96位など。「日向子」はプロゴルファー渋野日向子選手の活躍とみんなから愛される笑顔も影響しているのではと推測します。
・この逆境の中、荒波を少しでもおだやかに、広く大きな心で過ごせるよう想いを込めた名前もランクアップしました。
「凪」(男の子)100位→38位、(⼥の⼦)53位→28位、「碧」(男の子)53位→10位、(⼥の⼦)194位→65位、「空」98位→50位、「浬」305位→105位でした。男⼥区別のない名前が増えているのも特徴のひとつです。
風や波のないおだやかな様子をあらわす「凪」はTBSのドラマ「凪のお暇」の⿊⽊華さんの役名から、海のような⼤きく広い様⼦をあらわす「浬」はTBSのドラマ「恋はつづくよどこまでも」の佐藤健さんの役名の影響も考えれらます。
・コロナ禍ではあらためて、人との絆や結びつきを強く感じた方も多かったと思います。⼥の⼦の100位以内に「結」を使った名前が8つ(うち20位以内が4つ)ランクインし、その全てが昨年よりランクアップしています。
【お名前ランキングトップ20の傾向】
男の⼦は「蓮」が5年連続⾸位、⼥の⼦は「陽葵」が2年連続⾸位に
・「蓮」は、⾚ちゃん本舗のランキング実績のある2005年〜2020年までの16回で、8度⽬の1位となりました。10位の「碧」は昨年53位から⼤きくランクアップ。
同じく色をあらわす「蒼」「蒼大」もランクイン。「陽」を使った名前が20位中6つを占め、⻘空や太陽をイメージした⼤きさやあたたかさを感じる名前が上位に⼊った印象です。
・1位の「陽葵」と同様に、「陽」がつく「陽菜」も昨年12位から3位にランクアップ。「あかり」「ひなた」といった明るく照らす光をイメージする名前が多くランクイン。
また元号が令和になって以降、万葉集の影響か古⾵で⽇本的な名前も多く⾒られます。
「葵」「紬」など。「彩葉」が昨年から⼤幅にランクアップ(34位→16位)しているのもその特徴です。
【読み・漢字ランキングトップ20の傾向】
不動の1位「ハルト」と「太」、⻤滅ブームの影響も
・読みランキングに男⼥同じ読みの名前が20位内に2つランクイン(アオイ、ヒナタ)。ジェンダーレス化が感じられます。
・漢字ランキングでは、止め字に使われることの多い字に変化が⾒られました。
男の⼦では「郎」「朗」「之」「介」といった漢字がランクアップ。
⼥の⼦では、「乃」「子」が大きくランクアップしました。「子」については、お名前ランキングを開始した2005年よりも順位が上昇。今年が⼦年であることの影響も。
また、レトロな名前が昨年以降注⽬される中、「郎」や「⼦」が増えているのは、今年⼀⼤ブームとなっている「⻤滅の刃」の主⼈公の名前「炭治郎」「禰⾖⼦」といった名前の影響も感じられます。

アンケート結果発表

【名付けに関するツイッターアンケート調査】 ※2020年11⽉2⽇12:00〜3⽇11:59まで

アカチャンホンポ公式ツイッター投稿内での結果(回答数928件)

画数を意識する⽅が10%アップ(昨年⽐較)
⽬には⾒えないものに、祈り信じる⽇本古来の名付けが⾒直されたのではと推測されます。

2020年誕⽣したお⼦さまにつけた名前について質問しました。
「名付けで、まず意識したポイントは?」

アンケート結果 グラフ

2020年
順位
意識したポイント 2020年 2019年 2010年
順位
1位 音や響き(平仮名でまず名前を考えた) 37%↓ 41% 3位
2位 漢字の意味やイメージ(使いたい漢字をまず考えた) 31%↓ 35% 2位
3位 画数(苗字との相性をまず気にした) 27%↑ 17% 1位
4位 著名人や両親の名前(誰かの名前の1文字をもらって考えた) 5%↓ 7%

「⾳や響き」でまず名前を考える⽅が最も多い結果となり、順位は昨年と同じでした。
これは2010年に「アカチャンホンポ携帯サイト」利⽤者に実施したアンケート結果とは順位が⼊れ替わる結果です。
当時の回答数402名の⽅の順位は、1位 画数、2位 漢字、3位 読み、でした。10年の間に、画数にこだわる⽅が減り、⾳や響きにこだわる⽅が増えました。
今年の特徴として、画数にこだわる⽅が昨年と⽐較して10ポイントアップしたことがあげられます。
逆に「音や響き」「漢字の意味やイメージ」が、それぞれ4ポイント下がっています。
近年、画数にこだわらない⽅が増加傾向にあった中、今年はこれ以上悪いことが起きないように祈り、運気を上げるために出来ることをしたいという思いを優先した方が増えたのではと推測されます。
あらためて、⽇本古来の名付けが⾒直され、より運勢が良くなるよう祈ったことがうかがえます。

エピソード発表

【赤ちゃんのお名前に込めた皆さんの想い】

今年ならではの特別な想いといつの時代も変わらぬ親心
この時代だからこそ、明るい未来になるように願いを込めて、⼈との縁や絆を⼤切にする、たくましい⼦に育って欲しいと願う切実な親⼼が伝わってきました。
名前に込められた想いは、それぞれですが、我が⼦を想い、幸せを願う⼼のこもったはじめての⼤切な贈り物であることをあらためて感じます。
いつの時代も変わらぬ親⼼が垣間⾒えます。

生まれてきてくれた我が子への特別な想いをInstagramストーリーで募集し、エピソードをお寄せいただきました。
その一部をご紹介します。

世の中コロナや悲しいニュースで溢れ、笑うことを忘れない様に『笑( にこ)』という名前を付けました。

こんな時代だからこそ「 元気に希望を持って生きてほしい」と思い『元希(げんき)』と名付けました。

コロナ禍で大変な私たちに「エール」を与えてくれる存在という意味で『えいる』と名付けました。

このご時世なので、とにかく明るい人生、明るい未来を祈って、⼥の⼦で『千明』です。

この時代だからこそ穏やかに… 小さな幸せを感じられえるよう願いを込めました。

人との繋がりについて改めて考えさせられた年なので、「糸」という字を入れました。

ソーシャルディスタンスが当たり前になってしまったが、人との結びつきを⼤切にしてほしいということを意識しました。

この逆境の時代に生まれてきたからこそ、明るく羽ばたいて生きていってほしいと願いました。

この時代に生まれたこともあり、荒波にも負けず、⽴ち向かってほしいという思いを込めました。

時代的にジェンダーレスに。また、こんな世の中に生まれたからこそ光のように明るく元気なイメージに。

生まれてきてくれてありがとうという意味に。人に感謝の気持ちを忘れない子にという願いをこめて名付けました。